三大メーカーから学んだ、響きの相性とコンディション

こんにちは、名古屋校の静香です(^^)
先日、名器 スタンウェイのグランドピアノを弾く機会がありました。
いわゆる生ピアノで日本で有名なメーカーがヤマハ、カワイ、そしてスタンウェイ。

ヤマハ、カワイは日本が世界に誇る国内メーカーですので、コンサート会場やライブハウス、学校や公共施設など、ご覧になったことがある方も多いと思います。
スタンウェイは元々ドイツ人の家具職人がピアノを製作に取り掛かり、その後アメリカへ移住して立ち上げたメーカーですので、高級ピアノとして知られており、ヤマハやカワイに比べると国内での数は少ないピアノです。

三大メーカーから学んだ、響きの相性とコンディション

三大メーカーから学んだ、響きの相性とコンディション

私はヤマハのピアノに慣れ親しんでいたのではじめて他のメーカーを弾いた時は個性の違いに驚いたものです。
特にタッチ。
私はスタンウェイの鋭いタッチと音の響きが好きです(^ ^)
ちなみにクラシックで弾いたヤマハもシャンソンで弾いたカワイも素晴らしく大好きでした。

自分の声の響きやジャンルにあった楽器に出会うと嬉しいものです。
ギターも同じ。私の声は、ギブソンやマーチンよりもテイラーや初期のヤイリにマッチしている気がしています。

大切なのは響きと相性なのです。
どの楽器を使っても、どんな場所にいても、一定以上の実力を必ず出せるように鍛錬することは大切なことです。
(ベリーメリーの講師達は、底力を上げることに一生懸命ですから!)
そしてそれを引き上げるのが、環境を含めた 響き です。

音は集まりすぎても響きません。
身体は力を抜きすぎても入れすぎても響きません。
口腔は開けすぎても狭すぎても響きません。

ちょうど良い、が存在します。

私は今回、ホールでスタンウェイのピアノを弾きながら、その音の響きに酔いしれ1時間メロディを奏で続けてとてもとても幸せでした。

どんなタッチで歌う?
どんな音色が欲しい?

再三お使え致しますが、みなさんの声も楽器。
メンテナンスをしっかり行い、共鳴ポイントを探っていきましょう!
そして自分と相性の良いジャンル、キー、リズムをみつけ、増やしていきましょう!

ちなみに、世界の3大ピアノメーカーのうち、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインはまだ触ったことがありませんのでいつかそうした機会に恵まれるようアンテナを張り巡らせていたいと思います♪

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