トイレに流す曲

どうも!八王子校のチーフのUZAです。
今回は何やら思わせぶりなタイトルですが(汗)
トイレに流す。といっても「はぁ〜今日もスッキリ!」と下水に流す方ではありません。

トイレでBGMとして使用する曲という意味です!
実は八王子校のトイレには小さなラジカセがありまして、
いつも受付の皆さんのお気に入りのCDや講師の皆さんのCDなんかを絶賛OAしております。

昨年末からは本田先生のソロアルバムがエンドレスで流れておりました。
おかげで私は本田先生の歌声を聴くと○意を催すようになってしまいました(笑)

そんな中、「是非!私の曲もパワープレイでOAして下さい!!」という
強者の生徒さんが現れ、現在楽曲制作中です。

プロの作家の場合、必ずしもアーティストさん用の楽曲をばかりを書いている訳ではありません。
時にはクライアントさんの要望に合わせてコミックソングやラジオの
ジングルのような物まで作ることがあります。

NHK等の子供向けの楽曲も比較的企画色が強いことが多いです。
普段、アーティスト向けの泣きのバラードやクールなダンスチューン
ばかりを作っていると、けっこうそういった企画物は楽しくて密かに
盛り上がる作家さんが多いんですが、でもこれはやってみると
意外に難しく、様々なジャンルの知識が必要だったり、
自身の引き出しの数が試されることになります。

今回の生徒さんもその辺は良く理解して下さっているので、ご自身の
腕試しも兼ねて、どうやってトイレに入る人を驚かせてやろうか?
笑わせてやろうか?とあれこれ考えてもらいました。

結果、なかなか面白いアイディアが出てきましたが、更にインパクトが
欲しい!という事で「関係者を増やす!」という必殺技を使いまして、
ゲストボーカリストに受付の田部さん!

天の声役で受付の中嶋さん(長岡弁バージョン)
山村さん(関西弁バージョン)と八王子校スタッフ全員が巻き込まれることになりました。

勿論私もコーラスで参加。

リードボーカルは生徒さんご本人です。
レコーディングは毎回大爆笑しながらの収録でしたが、
特に中嶋さんの長岡弁バージョンは、「となりトトロ」の糸井重里さんの
お父さん役を彷彿させる、狙っては絶対に出来ない役者殺しのナレーションになっております。

歌詞の内容も学生さんが多い八王子校なのでアメリカ独立宣言の
起草委員の一人であるベンジャミン・フランクリンをもじって
「便所民フランクリン」という架空の人物をフィーチャーしたものになっております。

詳細については是非!

八王子校にお立ち寄りの際にトイレに入ってご自身の耳でお確かめ下さい!!
また同時進行でC/Wの「八王子校のテーマ」も製作中ですのでこちらも乞うご期待。

こんな感じで楽しくレッスンをしておりますが、これは決してただのおふざけではありません。
これからの時代、コンペに通す為には作曲のスキルと同時にプロデュース能力が必要です。

まずは身近なテーマの中から需要と供給に沿った作品を作って行くことを学びます。

ボーカルディレクションの仕方、自分のイメージの伝え方(専門用語)、
コーラスの重ね方等、実戦的なレッスンも一杯詰まっています。

トイレ・・・

その逃げる事の出来ない密室空間で擦り込まれたメロディーを
いつの日か八王子校単独ライブで披露出来る日が来たら・・・

今からニヤニヤしてしまいます。

その際は是非中嶋さんに「どうか一つこの曲に関しては水に流してやって下さい」というオチを言ってもらいたいもんです。

チャンチャン!

以上、八王子校のUZAでした。

2016_0208_01

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