言葉を受け取る

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みなさんこんにちは!
お久しぶりです、名古屋校講師の温詞です!

声模様vol.213「言葉を受け取る」

さて、9月に入り、少しずつ日差しも柔らかくなり、風も涼しくなってきました。あっという間に秋ですね。
食欲の秋、読書の秋…などなど人々にいろいろな変化を与える季節ではありますが、僕は個人的にはセンチメンタルな秋、な気がしています。

イヤホンをしながら、陽射しも傾きだした夕方ごろに少し外に出て見て散歩なんかをして見たりします。

そうすると不思議なことに、普段なら聞き流してしまっていた「歌詞」が頭にすっと入り込んでくるような感覚に襲われることがあります。
さらにそうすると、不思議なことに、今までも何度も聴いてきていた曲だったのに、その楽曲は今までサラッと聴いていた時とはガラッと表情を変えています。
そうして、今までとは比べものにならないくらいのお気に入りの曲になったりします。

言葉って、いろんな捉え方があったり、受け取る側の状況なども影響してくるとても繊細なものですよね。
だからこそ、歌を聴く時、そして歌う時、気にしているつもりでもどこかサラッと流してしまっている言葉達を、この季節の変わり目をきっかけに、少し違った視線で、違ったシチュエーションの中で触れてみるのもいいかもしれませんよ。

また、歌詞を自身で書く、という生徒さんは、外に出て見ていつもと違う自分自身で、いつもと違う言葉を探しにいけたら、きっとまた新たな良さが歌詞に現れてくることと思います!

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