AI画像の作り方

ブログ記事に挿入する画像が手元に無い場合や、著作権フリーの画像で理想的な物が見つからない場合は「AI画像」を使う手があります。

少し難しいので、出来そうな人だけトライしてみてください。


基本は「プロンプト」という「命令文」を与えて、それに従った画像を生成するのですが、なかなか理想的な物が作れないです。

「風景」や「美女」の生成は得意のようですが、「楽器」や「演奏」など少し非日常なことが苦手なようです。

例えば「歌う女性」を作るとこうなります↓↓↓

これくらいはできるのですが「ドラムを叩く女性」と命令するとこうなります↓↓↓

これはまだ良い出力ですが、手が変だったり、空中にマイクの半分が浮いていたりします。

ドラムを叩く」の意味が理解できないようです。

「ギターを弾く女性」だとギリですが↓↓↓

サイズ感がおかしいのと、弦が途中でグニャグニャになったりします。

ただ、こういったAI美女系の画像は印象があまり良くないので声模様などには使いづらいかもしれません。

使うのであれば「雰囲気」だけを伝えられるものに加工します。

例えば、上記の画像の「鼻から上をカットする」とマシかなと↓↓↓

少し苦労はしますが、覚えると著作権フリー(制限アリ)の画像が無限に作れます。

今回は、簡単に「あり物も写真に近い画像を作る方法」です。


まずは、AI画像生成サービス「SeaArt(https://www.seaart.ai/)」にアクセスします。

現在は「無料」で「決められた枚数まで」を生成することができます。

課金すると無限に作られたり、もっと良い作品を作れたりするようです。

画面右上の「ログイン」から、Googleアカウントなどで「登録(ログイン)」します。


次に作成したい画像のサンプルを、Google画像検索などでダウンロードしておきます。

例えば、今回はこの画像にします↓↓↓

「コンサート 画像」で検索したものです。

このまま使うと著作権違反になるのでAIで加工して「近い画像」を作ります。


SeaArtに戻って、画面上の青色のボタン「創作」をクリックします。

次のページの左側メニューから「Imag2Imag」をクリックします。

画面中央の枠をクリックして画像を呼び出すか、そこに先ほどの画像をドラッグします。

次にその下にある「Intelligent Analysis」の右側のボタンをクリックして「ON」にします。

すると、その下にその画像の情報が呼び出されます。

これが「プロンプト(命令)」で、今回はAIが画像から判断したものになります。

次に画面右側のパラメータやらの中の「ノイズ除去強度」を「1」にします。

これは「元の画像の忠実さ」になり「1」に近いほど元画像から離れた画像になります。

「0.7」くらいが「程よく変更」で、小さすぎると変化が無くなります。

その下の「基本設定」の「画像数」を「4」に変更。

「画像モード」は「HD」のままで良いと思います。(超HDの方がサイズが大きい)

「画像サイズ」は「4:3」が理想ですが、ノイズ除去強度が低いままサイズを変更すると縦横に伸びてしまいます。

なので、「1」にして「4:3」にするか「そのまま」でいきます。

人物が含まれる場合は「顔面修復」にチェックを入れます。

そして、プロンプト欄の右端にある紙飛行機みたいなボタンをクリックするとこんな画像が生成されます↓↓↓

気に入った画像を右クリックで画像保存して使用します。

著作権違反にならないように、元画像がわからないくらいの画像にします。


例えば、先ほどのプロンプトをいじることで、より理想的な物に変更することも可能です。

例えば「照明をもっと増やす」や「小さなライブハウスにいる」などですね。

人物を含めるともっとややこしくなるので、今回はこの辺で。