言葉と感情

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ベリメリレッスン生の皆様、「おっはようございまっす!!」。
名古屋校チーフのアオイです。

音楽業界感を感じてもらうためにベリメリでは挨拶はおはようございますで統一らしいです。
体験レッスンを経てご入会頂いた生徒さんからたまに、おはようございますの挨拶が驚いたし
何か特別な世界へ来たって感じがしたと話して頂きます。

僕らは慣れ過ぎてその趣旨さえ忘れてしまいそうなのですが、
その様な皆さんの新鮮な気持ちを忘れてはならんなぁと引き締まります。
言葉が作る世界感、馬鹿にならないですね。

さて長いゴールデンウィークも終わりこれからは一気に夏感に向かって行くんでしょうね。
ゴールデンウィーク周辺はベリメリでは毎年検定録音の時期!
もうすぐその結果もレッスンにてお返しする頃で、皆様も心待ちにして頂けている頃かと思います。

今回から評価コメントの在り方も変わりますし返却時の皆様の反応も楽しみです。
どこに喜び、どこに凹むのかそれを大事に講師も今後をプランし取り組みたいと思います!

今回も数多くの検定音源を聴かせていただく中で一番感じた事を書かせて頂きたいと思います。
誉めさせて頂いたり感心するものは流石ベリメリの皆さん、挙げればキリは無いです。
ですので一番勿体無く感じたことの観点となりますが。

「ノリ、リズム感の変化、悪い意味での一定感」

が惜しいと思える方が多かったように思います。
ノリ、リズム感の変化、悪い意味での一定感
三つの意味は違うと思うのですがどこかでリンクしてるようにも思えますのでこう書かせていただきます。

具体的には音の長さ強さが一定で変化が欲しい〜って思ってしまう方が多かった様に感じました。
でも休符やアクセントを大事にって言われても難しいですよね。

例えば、出勤時や登校時に誰かから「おーはーよーうございまーす」と言われるのと
「おっはようございまーっす」と言われるのではこちらのその人に対する
感じ方が変わってくるかと思います。
おー今日はノリノリですなぁとも思いますし、寝ぼけたこちらのリズム感も変えてもらえそうとも思えるし、
よっしゃこちらもギアを変えるか!ともなりそうです。

音楽や音符の上での話では無くても、言葉だけでもそう感じるものですから
皆さんやっているし出来るはずなんです。

ボーカルスクールなので音符(音程)をしっかりと追って捉えて頂くことは大事なのですが、
朗読劇の様に歌詞を読んだ時大事になるのは音程より長さや強さになると思います。

個人的には朗読劇とか台詞に感情を乗せる方がわりかし皆さん簡単に感じるのではないかなと思います。
演劇を頑張られているかたには失礼で怒られてしまいそうですが。
それだけ歌では正しい音に気を取られすぎて取り組みやすいものを遠ざけてしまっているのではないのかなぁ、
と感じるという意味ですのでご容赦を。

先ずは歌詞を口に出して演じてみて、強さ長さを決めることから始めてみるのも手かなと。
それを守りながら音程を入れ込んでいく練習が出来たなら感情や変化もしっかり残りそうですね。

と自分で書きながら、明日から名古屋校の生徒さんに取り入れてみよう〜〜♪とワクワクします。

というわけで、音楽での抑揚表現やノリって言われると難しく聞こえますが、
音楽の関係しない普段にも抑揚やノリってあって
皆さん自然にやっていたりするものだと考えていただければ取り組んでいただきやすいかと思います。

ではまた次回、お疲れ様でしたー  いや、おっつかれさま でっしたーーっ!!!

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