「路上の力学 Vol.1」

「路上の力学 Vol.1」

横浜校チーフ庭瀬です!

突然ですが声模様読者の方の中に路上ライブをやっている人、やりたいと思っている人はどれくらいいるでしょうか?

路上ライブで見知らぬ人に聞いてもらうというのは、そうそう簡単な事ではありません。
練習や発表の場として路上ライブをする方も沢山いると思いますが
今回声模様を書くにあたり僕がデビューに至るキッカケをくれた「路上ライブ」について経験談とそこから得た自分なりの路上の力学をお伝えしてみようと思いました。

僕はN.U.というアコースティックデュオをやっていてデビューまでの5年間、毎週路上ライブを続けていました。
デビュー後、最後の路上ライブは700人を超える人に集まってもらえました。
どうやってそこにたどり着けたのか?を声模様で振り返りつつ未来に羽ばたくミュージシャンの皆さんの参考になれば幸いです!

初めて降り立った地は横浜関内にある伊勢佐木モールという商店街でした。ご存知「ゆず」の聖地として既に沢山の方が路上ライブをしてました。
が、僕らは同じアコースティックデュオにも関わらず「ゆず」が伊勢佐木モールで路上ライブをやっていた事すら知らずにこの地を選んで毎週金曜日の夜に2時間歌ってました。ただの偶然でしたが選んだには理由がありました。

リサーチ

関西出身の僕には「何処なら歌えるのか?」「何処に人がいるのか?」が全く分かりませんでした。路上ライブはやりたいけど何処で歌えばいいのか分からない、そんな時に横浜の人から出てきた言葉が

路上ライブやるなら伊勢佐木モール行ってみれば?

でした。
行ってみると路上ライブの聖地と呼ばれてるだけあって沢山の人が歌ってました。商店街を奥に行くほど沢山の人が足を止めているミュージシャンがいました。新参者の僕らは商店街の入り口辺りを陣取り歌うことにしました。
そこで先ずやったのが、、、

付近のお店の方々へご挨拶(笑)

脱サラして音楽の道に入った事もあり何の違和感もなくお店にご挨拶回りしてました。

前で歌わせて頂きたいので歌声や演奏がうるさかったら言って下さい!

と伝えたら「過去そんな挨拶しに来た人いないよ、笑」と!その甲斐あって商店街入り口のお店の方々から応援してもらえるようになり、5年間最後の路上ライブまで一度たりとも止められる事はありませんでした。
挨拶って大事!あの時ご挨拶回りしてて良かったな〜って今でも思います。

さて、ここまで路上の力学についてまだ触れられてないのでそろそろ本題に入りますね。僕らがご挨拶した場所は閉店しているお店があったのでそこを背にして歌い始めました。これが第一の力学!

屋根のある壁を背にする

声は前から出ますが後ろも響いてます。共振してるんですね。その声が背中の壁に反響して通行する人に聴き取りやすくなってました。
単純に大きな声で歌うだけでは歌のニュアンスを伝えることが出来ません。かと言って小さな声ではかき消されて聞こえない。雑踏の中で歌うので声を枯らしてしまう事もあるでしょう。
壁を背にして反響を上手く利用する事がいかに大切かを学んだ路上ライブ。
お陰で5年間、一度もアンプを使う事なく生声生ギターでの路上ライブを貫く事が出来ました。壁を背にした、たったそれだけの事で。

第二の力学は、、、

パーソナルスペースの確保

人は距離感が無いと恥ずかしくて立ち止まってくれません。演奏者と道行く人との距離感、丁度足を止めて聴いても恥ずかしい思いをさせない距離感が重要。
演者から23mのスペースを空けて立ち止まる事の出来るスペースがたまたまあったんですね。お陰で初回から立ち止まってもらう事が出来ました。

あの初回のあの日、もし誰も立ち止まって聞いてくれなかったら、、、もしかしたら心が折れて音楽の道を諦めてしまってたかも!?そう思うとあの偶然に感謝してもし切れません!

デビュー以降、全国へと路上ライブの旅が始まるわけですが、、、そうそう簡単に上手くいくはずもなく、続きは次回も楽しみにしてくれる人がいたら綴ってみますね(笑)

ボイストレーニングの最も有効な所の一つが「声を枯らさない発声を習得出来る」事にあると思います。
大きい声で歌っても、長時間歌っても枯れない発声、共鳴共振を理解して歌える身体目指して頑張って下さい!

以上、横浜校チーフ庭瀬でした〜


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