高い声が欲しい!

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i_want_a_high_voice!

ベリメリレッスン生の皆様、こんにちは~。
名古屋校チーフのアオイです。

名古屋は今日なんかは気候が良く春の近さをすごく感じるようになって来ました。
やはり春は出会いの季節、と感じることがこの仕事でも多いです。
習い事を始めたい!燻っていた思いに挑戦したい!と思われる方が多い季節。
体験レッスンお待ちしていますので気軽にお越しくださいね!!

あ〜次回は「体験レッスン」について書いてみましょうかね?
トレーナーがどの様なことを考えながら皆さんの歌を聴かせて頂いているか、出迎えさせて頂いてるかとか。
どうですかね?気になりますかね?
体験レッスンというものを安心してハードル低く感じて頂けそうなら書いてみます!

さて今日はご自身の声の音域を理解していますか?というテーマで書かせて頂きます。
体験レッスンなんかでも、「高い声を出せるようになりたいです」と仰られる方が多いです。
10人体験レッスンに来られたなら7割くらいの方がそう仰られるイメージです。

その方達に「現在は音階で言うと何処まで出るのですか?」と尋ねると
9割以上の方が「いや〜そこまでは分かんないです」と返ってきます。
勿論普通に生きていてそれを知る機会はなかなか無いので知らなくてもokです。
で、調べてみるとこれまた多くの方が結構高くまで出せてるよ!wって事が多いです。

きっとプロの原曲キーと比べて自分は低いという感覚なんだろうと思います。
高さを求めるのは凄く気持ちが分かりますし、その憧れこそエネルギーになりますよね!
ですが慌てない事と、自分データとでも言いますか
己を知って今やるべき事をやる方が近道だと僕は思います。

今思えば僕が自身で曲を作りライブでガンガン歌い始めた頃は
地声最高音は「ソ」辺りだったのだと思います。
しかも「ソ」も調子によっては必死な声色だったと思います。

ある時期ストリートもガンガンやっている頃がありまして
毎週2日は数時間人前で歌ってるなんて頃に、
同じ曲でも半音上げて演奏しないと声に熱さが出ないなぁ〜と感じるようになり、
その時点で「ソ#」。

ある先輩アーティストの誕生日ライブでその先輩の曲を歌う事になり
「えっ!!「ラ」の音あるやん….歌えるか???」と
不安に思ったのも強烈な印象として残っています。

そのライブ本番「あ、普通に出てるわ」と思えたのでこの時点で「ラ」。
まぁもう十分かなぁ〜「高いド」は目指す必要もないかぁ〜、てか絶対無理やし
と思っていたのがもう講師もバリバリやっている5年ほど前ですかね。

そして現在はその「ド」です。
自分でも嘘〜と思いながら手本で生徒さんに発声を見せてあげたりしています。

この5年でやったことといえば生徒さんの発声練習時に手本でちょくちょく歌うぐらいのものです。
「ラ#」は高いよ〜、失敗するかもやけどやってみようか、あっ出た。
「シ」は流石に男やから出ないと思うけどやってみようか、あっ出た。
そんな繰り返しでした。勿論、失敗に終わることも多々あり
「俺は出ないけど女性なら出せると広がる高さです〜なので頑張って!!」
なんてやり取りをやり取りを一杯してきました。
そんなことを繰り返してるうちに安定して成功するようになってきました。

僕の経験としては血の滲む練習というより
どのような音なのかを理解しながらながら発声していた事が良かったのだと思っています。
だから逆に言うと「ソ」と言われると思い出す時期や思い出、
「ラ」と言われると思い出す時期と思い出があり歴史です。
歴史と思うくらい時間のかかるものなんだろうなと思いますし、
そう思えば無理な練習や無理なフォームで焦らなくて良いです。

とにかく今現在の戦うべき音程はどれなのかを明確にして、その時期の思い出となるくらい
その音とのみ過ごしていただく方が確実なんじゃないかなと思います。

春といえばベリメリ検定のエントリーも始まりましたが、この機会に選曲と共に
「ところで曲の最高音と自分の最高音のマッチングはどうだろうか?」と
自身で考える癖を始めて頂けたらなと思います。

考え始めが憧れの音程への階段の始まりだと思っていますので是非!!

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