
ボイトレ(ボイストレーニング)を始めようと思ったとき、「何から意識すればいいの?」と迷う人は意外と多いものです。せっかくボーカルレッスンを受けるなら、できるだけ効率よく成長を感じたいですよね。
歌はただ回数を歌えば上達するというものでもありません。もちろん経験は大切ですが、最初の段階でどこに意識を向けるかによって、上達のスピードや歌い方の方向性は大きく変わってきます。
この記事では、「ボイトレ初心者の方が最初に意識しておくと上達を実感しやすいポイント」を紹介します。
難しいテクニックというよりも、レッスンや練習の中で「まずここを意識してみてほしい」という基本的な考え方です。
これからボイトレを始める人や、始めたばかりで何を目標にすればいいか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
🎤 無料体験レッスンはこちら
ボイトレはどのくらいで上手くなる?最初に意識しておきたい考え方
レッスンをしていると、たまに…
💬「どのくらいで歌が上手くなりますか?」
…と質問されることがあります。
正直なところ、その答えは人それぞれです。
つい心の中で「それはあなた次第ですね」と思ってしまうこともあります。ただし、この「あなた次第」というのは、センスや生まれ持った声質の話ではありません。
大きく関係してくるのは…
👉 どれだけ楽しみながら続けられるか?
…ということです。
音楽は、ある程度上達したらトレーニングが終わるというものではありません。むしろ、上手くなればなるほど新しい課題や面白さが見えてくるものです。だからこそ、楽しみながら続けられる人ほど自然と成長していきます。
そして楽しみながら続けるためには、成長を感じられるポイントと、クリアすべき課題があることがとても大切です。何を目標にすればいいのか分からない状態だと、練習の成果も感じにくくなってしまいます。
そこで今回は、ボイトレ初心者の方がまず意識してみてほしい3つのポイントを紹介します。どれも難しい技術ではありませんが、意識するだけで歌い方が大きく変わる可能性があります。
POINT1:地声の最高音を把握して、少しずつ拡張していこう

まず意外と多いのが、自分が地声でどこまで高い音を出せるのかを知らないまま歌っている人です。
男性・女性それぞれで「自分は平均的かな」と思っている方が多かったり、「自分は声が低い方だから」と思い込んでいる人もいます。しかし実際に確認してみると、思っているより高い音まで出せる生徒さんはとても多いです。
レッスンの中でそれを説明して伝えると、それまで出にくそうにしていた高音が、不思議とサラッと歌えるようになることもあります。おそらく「自信」がつくことで、思い切り声を出せるようになるのだと思います。
まずは自分の地声の最高音を知り、発声練習の中で確認してみてください。そしてその音よりも、まずは半音上、できれば全音上まで発声練習で使うことを目標にしてみましょう。
例えば同じ「シ」の音を出す場合でも、「シ」までしか出せない人の「シ」と「ド」まで出せる人の「シ」ではニュアンスが変わってきます。余裕がある分、声はがならず綺麗に響きますし、余裕がある分キャラクター付けや表現もしやすくなります。
この「少しの余裕」が、歌の表現力の差につながっていくのです。
POINT2:音の高さによって力加減を変える

ボイトレを始めたばかりの生徒さんに多いのが、どの音も同じような力で歌ってしまうという状態です。
一見問題ないように思えますが、実はこれにはいくつかのデメリットがあります。
🎤 まず疲れやすい
🎤 強弱の波がなく、一辺倒な歌に聞こえる
🎤 力みによって息継ぎ(ブレス)がスムーズにできなくなる
このような状態を防ぐためにも、発声練習の段階から音の高低と声の強弱のグラデーションを意識してみてください。
例えば「ド」から「高いド」までの1オクターブを発声する際に、低い音は弱め、高くなるにつれて少しずつ強くしていくイメージです。(男性の場合は低いソからオクターブ上のソあたりでも良いと思います)
曲を練習する際にも、そのフレーズの中でどの音が一番高いのか、音程がどのように動いているのかをざっくり確認してから歌うだけで、自然と強い弱いを意識できるようになります。
単調だった歌が波を感じられる歌に変わると、成長を実感しやすくなります。これはボイトレ初心者が一番早く変化を感じやすいポイントかもしれません。
POINT3:体でリズムを取る習慣をつけよう

「体でリズムを取る」と聞くと簡単なことに思えるかもしれません。しかし、体ならどこでも良いというわけではありません。
レッスンをしていると、頭や首でリズムを取ってしまう生徒さんが意外と多くいます。
頭を振ると首の筋肉を使うため、喉に余計な力が入ってしまいます。単純に声も揺れてしまいそうですよね。
さらに、頭でリズムを取っている人に多いのが、声を伸ばしている時やブレスをしている時に動きが止まってしまうことです。つまりその瞬間はリズムを感じていない状態になってしまいます。
初心者のうちは、声を伸ばしている時やブレスのタイミングでテンポが走ったり遅れたりすることがよくあります。そういった意味でも、頭や首でリズムを取る癖がある人は改善を意識すると良いと思います。
おすすめは次のような動きです↓↓↓
🎵 足で軽くリズムを取る
🎵 背骨を中心に体を揺らす
背骨でリズムを取るイメージは、肩を左右に揺らしたり、時には前後に軽く揺らすような動きです。頭を振ると喉に力がかかりやすいですが、背骨を揺らす動きはお腹への意識が自然に生まれ、腹圧も感じやすくなります。
その結果、安定した発声にもつながりやすくなります。
まとめ|ボイトレ初心者がまず意識したい3つのこと
ボイトレを始めたばかりの方は、まず次の3つを意識してみてください。
✅ 自身の地声の最高音をしっかり認識し、さらに半音上の拡張を目指す
✅ 音の高い低いと発声の強い弱いをリンクさせる意識を持つ
✅ 声を伸ばしている最中でも、ブレス中でも拍を刻める体の動きに慣れる
この3つを意識して取り組むだけでも、歌の変化や成長をかなり感じられると思います。
そのうえで講師陣が歌唱の中で意識している、より細かな技術や考え方などを少しずつ加えていくことで、さらに表現の幅は広がっていきます。
もしボイトレに興味を持たれた方は、ぜひ一度ベリーメリーミュージックスクールのレッスンにも足を運んでみてください。実際に声を出しながら学ぶことで、歌うことの楽しさをより実感できるはずです。
🎤 無料体験レッスンはこちら
この記事を書いた人

大学在学中、大阪を中心として音楽活動開始。YAMAHA MUSICQUESTをはじめ、数多くのコンテストに合格。大阪でのインディーズCDリリースやバンド活動を経て2002年ACE OF HEARTS よりソロシンガーソングライターaoiとしてデビュー。









































