「プロ志向じゃなくても、ボイトレに通っていいの?」という疑問に、元プロ志向の僕が答えます

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「プロ志向じゃなくても、ボイトレに通っていいの?」という疑問に、元プロ志向の僕が答えます-00

こんにちは、WEBスタッフのさっちんです。

今日は、よく聞かれるこんな質問に答えようと思います。

生徒さん
生徒さん
「プロを目指してるわけじゃないけど、ボイトレに通っていいんでしょうか?」

結論から言うと——

さっちん
さっちん
もちろん、通っていいです。むしろ、趣味でこそおすすめしたい。

それは僕自身が、プロを目指していた時期もあって、その後は趣味としてボイトレを続けた経験があるからこそ、はっきり言えることなんです。

昔は、僕もプロを目指していた

「プロ志向じゃなくても、ボイトレに通っていいの?」という疑問に、元プロ志向の僕が答えます-01

若い頃、僕は本気で音楽の道を目指していました。

ライブ活動をしながら、デモ音源を作ったり、コンテストに応募したり、夢中で毎日歌っていた時期があります。

もちろん、歌は自己流。ネットの情報や先輩のアドバイスを頼りに、感覚だけでやっていた部分が大きかったんです。それでも、ある程度歌えていたし、何より歌うことが楽しかった。ただ、「上手く歌う」と「伝わる歌を歌う」はまったく別の話でした。

そんなとき、ライブを見に来ていた知り合いの音楽関係者に、「声の使い方、もったいないかも」と言われたんです。それがきっかけで、初めて“ボイストレーニング”の必要性を意識しました。

そこから1年ほど、本格的にレッスンに通うように。ミックスボイスや腹式呼吸、ブレスの位置、共鳴、音の出し方など、それまで“感覚頼り”だったことを、体系的に理解して、再現できるようにしていく作業は、とても新鮮で、かつ厳しくもありました。

プロ志向でやっていく以上、「自分の声」をきちんと扱えないと通用しない——それを痛感する日々でした。

でも同時に、プロの世界の現実の厳しさも見えてくるようになったんです。「音楽が仕事になる=好きなことをやるだけでは成り立たない」それを受け止める中で、僕は“好きな気持ち”だけを大事にする方向に切り替えていきました。

一度はボイトレからも離れましたが、しばらくして、友人のイベントで歌ってほしいと声をかけてもらったことがあったんです。

久々に人前で歌える嬉しさと同時に、「ちゃんと歌えるかな…」「昔みたいに声出るかな…」という不安もありました。しかも、本番までの期間がかなり短くて焦ったんです。

せっかく歌うなら、気持ちよく歌いたいし、納得のいく形で届けたい——そう思って、短期間だけどもう一度ボイトレに通うことを決意しました。

最短で上達するには、“プロの評価”が必要

これはボイトレに限らず、何かを上達させたいときに共通することかもしれませんが——やっぱりプロに見てもらうことが、一番の近道と僕は思っています。

僕自身、昔から歌うことは続けていて、それなりに経験もあるつもりでした。でも、年齢とともに「あれ?思うように声が出ない」「なんかリズムが安定しない」ってことが増えてきたんです。そういうときって、自己流でなんとなく修正しようとするんですけど、大体うまくいかない

初心者の場合は特に、無理に喉を開いてみたり、力技で高音を出そうとしたりして、かえって喉が枯れたり、余計なクセがついてしまったり。結果的に、どんどん悪循環にハマっていくんですよね。

そういうときに、プロのトレーナーに見てもらうと「喉じゃなくて、体がうまく使えてないですね」とか、「支えが抜けてるから、声が不安定なんですよ」って、たった一言で“核心”を突いてくれる

それを聞いて「うわ、そこだったのか!」「昔は出来てたのに!」と腑に落ちる瞬間があるんです。

これって、まさに筋トレでいう“パーソナルトレーニング”と同じなんですよね。

自己流でなんとなくダンベルを上げていても、狙った筋肉にちゃんと効いてるのかすら分からない。でも、プロのトレーナーがフォームや負荷のかけ方を修正してくれると、同じ重量、同じ回数でも効果がまったく違ってくる

しかも、プロの人も最初はみんな素人。自分と同じような壁にぶつかった経験があるからこそ、どう乗り越えればいいかを、すでに知っているそれが“最短ルート”を教えられる理由なんですよね。

ボイトレもまったく同じです。声という“筋肉”をどう使うかを、自分だけで完璧に理解するのは難しい

だからこそ、僕は趣味であっても、「少しでも上手くなりたい」「前よりいい歌が歌いたい」って思ったときは、
迷わずプロに見てもらうべきだと思っています

遠回りしないために、最初に“正しい道”を示してもらう。それが上達への一番の近道だと、僕は何度も実感しています。

趣味でも避けたい「悪い癖」は、ほんとうに勿体ない

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プロを目指している人だけでなく、趣味で歌う人でも気をつけたいのが「歌の癖」です。

特に多いのが、好きなアーティストのものまね(=うた真似)から歌に入るパターン。これは決して悪いことではないんですが、気づかないうちに自分本来の声や表現をつぶしてしまっていることがあるんです。

僕もまさにそのひとりでした。

地元で歌っていた頃、好きなアーティストの歌い方を真似して、それっぽく歌えていることに満足していたんです。自分なりには「上手くなってきた」と思っていたし、周りからも評価されていました。

でも、上京してすぐ、あるトレーナーさんに言われた言葉が今でも忘れられません。

「それはその人の魅力であって、あなたの声じゃない」
「あなたには“あなたにしかない魅力”があるんですよ」

衝撃でした。

当時の自分では“自分の歌い方”だと思っていたものが、実は他人のスタイルのコピーだったという現実。そして、もっと大変だったのが、その癖を抜くのに、同じくらいの時間(2年)がかかったということ。

地元で2年かけて身につけてしまった「ものまね歌唱」のクセを、ゼロに戻すまでに、また2年かかったんです。

今振り返ると、最初からプロに見てもらっていれば——と思うと、正直かなり勿体なかったなと感じています。

ここで「いや、自分は趣味だし関係ないかな」と思う方もいるかもしれません。でも実は、趣味志向こそ“悪い癖”を避けたほうが、もっと楽しくなるんです。

なぜなら、歌の一番の魅力って、「自分の声で気持ちよく歌えること」と、「その声が誰かの心に届くこと」だと思うから。

どこかで聞いたような歌い方ではなく、あなただけの声で、あなたらしい表現ができたとき、歌うことって、もっと自由で、もっと楽しくなる。そして、その声に心を動かされる人がきっと現れます。

だからこそ、プロ志向であっても趣味志向であっても、“あなたの声の魅力”を最大限に引き出す指導を受けることが、一番大事だと僕は思っています。

せっかく歌うなら、誰かのコピーじゃなく、「あなたの声」で、「あなたの歌」をそれが一番、歌っていて気持ちいいし、何より感動が生まれる歌になると思います。

その為にも、「トレーナーさんとの相性」が重要になってきます。

その点、ベリーメリーミュージックスクールは…

ボイストレーナーを選ぶうえで大切なのは、相性や人柄だけじゃなく、トレーナー自身の「技量」と「経験値」だと思っています。

さらに言えば、どんなに経験があっても、その知識やメソッドが“アップデートされ続けているかどうか”。ここが意外と大きな差になるんですよね。

ベリーメリーミュージックスクールの「いいな」と思う点は、現役のアーティストやプロ経験者の講師が多く在籍していることです。

「現役」だからこそ、レッスンの中で扱う内容にも最新のトレンドが自然に反映されます。それは選曲だけではなく、歌い回し・ニュアンス・発声の流行など、今の音楽シーンで“リアルに求められている表現”が、レッスンにも息づいているんです。

ボイトレ教室によっては、昔ながらの発声メソッドをずっと使い続けているところもあります。もちろん、それが悪いというわけではありません。基礎を重視する考え方も大事ですし、長年愛されてきた方法には確かな理由もあります。

でも、音楽そのものも、発声の研究も進化し続けているのが現実です。

新しい表現が生まれ、ボーカルスタイルも少しずつ変化する中で、「現役」の講師だからこそ、常に自分の技術や知識をアップデートし、磨き続けている。それが、ベリメリの講師陣には感じられるんですよね。

そしてもうひとつ、僕にとって大きかったのが、年齢や立場に関係なく安心して学べる環境があること。

正直に言うと、僕のような40代になると、自分より年下だったり、経験の浅そうなトレーナーさんに見てもらうことにちょっとだけ躊躇してしまうこともあるんです。

「この人に相談してもいいのかな…」
「自分の世代の悩みは伝わるだろうか…」
——そんな不安を感じた経験、同じ世代の方なら少し共感してもらえるかもしれません。

でも、ベリメリには、しっかりキャリアを積んできたベテランの講師や、業界の現場を知り尽くした現役のアーティストが多く在籍していて、「この人なら安心して任せられる」と思える出会いが、ちゃんとあるんです↓↓↓

👉ベリーメリーの講師陣

僕は“技術を学ぶ”だけじゃなく、“安心して任せられるかどうか”も大事だと思っています。その点で、ベリーメリーミュージックスクールは、幅広い世代・志向の人が、信頼できるトレーナーと出会える場所だと感じています。

まとめ:プロじゃなくても、あなたの声はもっと良くなる

僕は、プロを目指していた頃も、今のように趣味で歌っている今も、「ボイトレを受けてよかった」と心から思っています。

プロ志向かどうかに関係なく、自分の声を知り、もっと気持ちよく歌えるようになるって、本当に楽しい。

ベリーメリーミュージックスクールには、現役のアーティストやベテラン講師がそろっていて、年齢やレベルに関係なく、自分に合ったレッスンが受けられます。

「もっと上手くなりたい」と思ったときが、始めどきかもしれません。気になった方は、ぜひ体験レッスンを試してみてください

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