レコーディング

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京都校チーフのまるいです。
先日の東京でのベリメリオーディション決勝では、僕もスタッフとして
現場にいたのですが、各校から勝ち抜いてきた生徒さん達の
熱いステージが観れまして、個人的にすごく楽しませてもらいました。
京都校の生徒さんも1人、特別賞を頂きまして、来年こそは
もっと上の賞を狙っていきたいなあと思った次第です。

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さて、今回も少し個人的な話をしようと思います。
実は先日、とある公共施設のとある祭りの場内整理のアナウンス用の
CD作りのレコーディングを、エンジニアとして行ってきました。
レコーディングの2日前に内容をザクッと聞いて、自分の機材を持って
当日、現場に向かいました。

現場に着くと、日本語を話す方と英語を話す方、それと中国語を話す方と
それぞれ専門の方が来られてまして、順番にアナウンスの録音を
していきました。

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それぞれ沢山の原稿が用意されていまして、全てのナレーションのレコーディングを
終えるのに3,4時間はかかったと思います。その後の編集作業もたいへんでした。
そんな中で、すごく興味深かったのは、皆さんのすごく透き通るような声と
滑舌の良さです。時間があまりなかったのですが、少し話させてもらった中で
印象に残った言葉としてですが、ナレーションにおいては複式呼吸を使って
しゃべることも大事なことで、そういった練習もしますよっておっしゃっていました。

滑舌に関しても、各単語の発音やイントネーションなど、様々なノウハウが
垣間見れました。いやホント興味深かったです。
ただ、中国語だけは何言っているか全然わからなかったですが・・・。
でも、中国語って全ての文字の発音に母音がくっついている感じでして、実際に
ナレーションされた方のとても美しい発音の響きにうっとりした次第です。
そういった話声とかも、声というところで唄との共通点がとても多いなあと
改めて実感しました。

今回のナレーションに来られた皆さん、ほぼ1テイクでOKとなり、やはりプロは
すごいなあって感動した次第です。一度、皆さんの歌声も是非聴いてみたいと
思いました。

もうひとつ気づいた点としては、皆さん録音には慣れているようで、自分の声を
熟知しているようでした。いろんな声を出せるし、モノマネも上手かったですし。
それと、不思議な言い方かもしれませんが自分自身の話声を客観的に見ている感じでした。
要は、自分の声を冷静に判断できるかどうかっていうところなんです。

唄う場合においても、自分自身の声を深く知ることは、上手くなる上で必要事項の
ひとつだと思います。なんでもそうですが、自分自身を客観視する、もしくは
できることって、すごく大事だなことだと僕は思っています。

そういった意味で、音質良くレコーディングができるベリメリのレッスンの
システムはすごくいいと思います。自分の唄声のいいところ悪いところを、何回も
聴きなおしながら自分自身で細かく確認ができますし、これからの課題が客観的に
見えてくると思います。

そう言えば、もうすぐ半年に一度のベリメリ検定が始まりますね。
2テイクでのフルコーラスレコーディングの勝負になりますね。
対策としての練習や、唄った後の自分チェックとして、レコーディングレッスンを
活用するとすごくいいと思いますよ。

 

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もし、滑舌が弱いと思っている方は、唄うだけではなく歌詞読みを録音してみるのも
ひとつの例としていいかもしれませんね。
是非是非、自分の声をたくさん録音することをお勧めします。
というところで、ベリメリ検定、皆さん頑張って下さい。
後程、全校の音源を聴く予定ですので、今回も楽しみにしています。
京都校
まるいじゅんいちろう

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