変わった声

Posted on

京都校チーフのまるいです。

残暑です。暑いです。とにかく京都は暑いです。夏バテしそうな生徒さんが
チラホラいてました。僕自身もちょっと夏バテしそうな感じでしたので
栄養ドリンクを飲んだり他対策をあれこれやっていました。しかし結局の
ところ、睡眠時間を多く取るのが一番だなあと実感した今日この頃です。
そんな中、最近はオリジナル曲制作中の生徒さんが多くいまして、
作曲やRECのレッスンが多くなってきています。いい曲が完成するようにと、
僕も一緒に頑張っている毎日を送っています。
ホント最近はココ↓に座る時間が長くなっています。

2016_0829

前置きが少し長くなりましたが、今回の題目は、「変わった声」。

僕が大好きなスーパーベーシストの1人に、リチャード・ボナと
いう人がいます。アフリカのカメルーン出身の方でして、唄も
唄います。超絶テクニックの持ち主です。数年前、この人の
コンサートを観に行った時に、アフリカンな曲をカメルーン語で
唄っているのを観て、すごく興味を持ちました。
それからというもの、今まで自分自身が聴いてこなかった音楽を
聴きたいなあと、いろいろ今でも探し続けています。
その中で、今回は声に特化して変わってて面白いなあと思ったものを
紹介します。

まずは、スイスが発祥のヨーデル。知っている人も多いと思います。
ヨロレリヨロレリヨーロレイホーってな感じで、いわゆる裏声を
多く使う音楽。カントリーヨーデルがわりと聴き馴染みがあるかと
思います。ギターやマンドリンの速いアルペジオに合せて、
速いテンポで唄ったりするのは、少し難易度が高そうな感じがしました。
本場スイスのものは合唱曲とかがあって、とても美しいハーモニーの
ものもあります。

カントリー系の日本人歌手の映像です。

発声練習として唄うと効果的かなあって思いました。

次は、デスメタル。この手の音楽が大好きな生徒さんがいたりしますので、
存在はある程度知っていたのですが、個人的にはあまりしっかり聴いたことが
ありませんでした。ですが実際いろいろ聴いてみるとカッコいいです。
もうすっかり定期的に聴くようになっています。それで何といっても
あのデスボイスです。海外では種類によっていろいろ言い方が
あるみたいですね。なんちゃってで真似ごとは多少できても、あの太い音で
バリエーションのある声は、かなり練習が必要だなあって思いました。

Slipknotというバンドの曲です。

エッジボイスでも、上の仮声帯が鳴っている感じだと思いますので
コントロールが難しく、やり過ぎるとオエって吐き気がしそうな気が・・・。
これからですけど個人的にいろいろ研究したいと思っています。

最後に、中央アジアのロシアやモンゴルが発祥のフーメイやホーミーと
呼ばれる歌唱法を使った音楽。最近まで全く知らなかったのですが、
YOUTUBEとかで見てホントびっくりしました。音階も楽器も独特で
個人的には、何かしら壮大さを感じた次第です。周辺諸国によって
いろいろ音楽性が違うみたいなのでいろいろ聴いていきたいと
思っています。

ロシアのトゥバ共和国のアーティストの映像です。

基本、エッジボイスを使っての発声だと思うのですが、その音色を
ココまで音楽的に昇華させているところが凄いと思いました。
一度、生で観てみたいなあって思っています。
これはまだ知ったばかりですので、これからいろいろ個人的に
研究していきたいなあって思います。

今回は以上です。実は、声以外でもすごく興味があった音楽が他にも
いろいろあったのですが、それらはまたの機会にでも紹介しますね。
もし、もっと他に面白いものがあれば是非教えて下さい。

ところで、9月からRECキャンペーンが始まるので是非利用して下さいね。
ちょこっとだけでしたら、ボーナストラック的に変な声も録音しますよ。

ではでは、残暑きついですが、夏バテ気を付けて下さい。
京都校
まるいじゅんいちろう

この記事を書いた人