【ボイトレ】短時間で“歌が上手くなった”と実感できる!即効性のあるボーカルテクニック4選

Posted on

【ボイトレ】短時間で“歌が上手くなった”と実感できる!即効性のあるボーカルテクニック4選-04

こんにちは!
ベリーメリーミュージックスクール名古屋校で、チーフと講師を担当しているaoi(アオイ)です。

ボーカルの上達には時間がかかる──これは、誰もが実感していることだと思います。

💬高音をラクに出したい
💬安定した歌声を手に入れたい
💬艶のあるロングトーンで魅せたい
💬もっと表現力をつけたい…

そうした理想に近づくには、継続した練習や経験の積み重ねが必要です。

でも実は、ちょっとした「意識の変化」だけで、歌の印象がグンと良くなるテクニックもあるんです。

今回は、そんな“簡単に取り入れられて、すぐに変化を実感しやすい”ボーカルのコツを4つにまとめてご紹介します!

✅レモン型の波形を意識して、1音1音にダイナミクスを
✅低音域こそ、繊細に&声色で遊んで表現力アップ
✅声を出していない時も拍をキープ!ブレス後やロングトーンで差がつく
✅発音にひと工夫!クセをつけるだけでプロっぽさUP

どれもシンプルだけど、歌の表情や安定感を一段上に引き上げてくれる要素ばかりです。初心者の方も、趣味で楽しんでいる方も、ぜひ試してみてください!

レモン型の波形を意識して、1音1音にダイナミクスを

「波形」と聞くと難しそうに感じますが、イメージは“レモンの形”でOK。

音の始まりが小さく、徐々に膨らんで、また小さく終わるようなイメージです↓↓↓

【ボイトレ】短時間で“歌が上手くなった”と実感できる!即効性のあるボーカルテクニック4選-01

このような波形を意識するだけで、1音1音に自然な抑揚がつき、歌がより立体的に、表情豊かに聴こえます。逆に、こんな波形だと…

【ボイトレ】短時間で“歌が上手くなった”と実感できる!即効性のあるボーカルテクニック4選-02

音量が一定で単調な印象になり、感情の乗っていない「棒読み」感が出てしまいます。

すべての音符でこのレモン型を意識する必要はありません。たとえば、フレーズの終わりやロングトーンのような、表現しやすい部分から意識してみてください。

特にバラード曲などでは、このテクニックを使うだけで表現力が一段上がって聴こえますよ。

低音域こそ、繊細に&声色で遊んで表現力アップ

【ボイトレ】短時間で“歌が上手くなった”と実感できる!即効性のあるボーカルテクニック4選-03

ついつい「高音が出るか」「声がパワフルか」に意識が向きがちですが、実は低音域のコントロールこそが、歌の奥行きや表現の幅を決める要素でもあります。

低音は余裕がある分、気を抜いてしまいやすいのですが、逆に言えば「遊び」を入れやすいポイント

例えば…

🎤ささやくようなウィスパーボイス
🎤エッジを効かせた声
🎤泣いてるような震え
🎤少し笑っているようなニュアンス

など、声色の変化を加えることで、同じ音域でもガラッと印象を変えることができます。

また、低音での音程のズレも意外と多いもの。「余裕があるから」と無意識に力が入り、ピッチが上ずる…というケースも。

力加減を微調整しながら、丁寧に音を当てることが、歌唱の安定感にもつながります。低音域こそ“丁寧に・多彩に”を心がけてみてください。

声を出していない時も拍をキープ!ブレス後やロングトーンで差がつく

「リズム感がない」と悩む人の多くが、実は“声を出していない時”のリズムを意識できていないという共通点を持っています。

例えば…

⚠️ブレスの後の入りが早すぎる
⚠️サビ前の“ため”でタイミングがズレる
⚠️ロングトーンの終わりでリズムが崩れる

これらは、演奏が止まったり伸びたりしている間に、頭の中のカウントが止まってしまっているのが原因です。

声を出していない間も、自分の中で「1・2・3・4…」と拍を刻むクセをつけてみましょう。特にロングトーン中は、音が持続する分、拍が流れてしまいやすいので注意です。

この意識ひとつで、ブレスが深くなったり、発声の安定感が増したりと、良い変化がたくさん現れてきますよ。

発音にひと工夫!クセをつけるだけでプロっぽさUP

【ボイトレ】短時間で“歌が上手くなった”と実感できる!即効性のあるボーカルテクニック4選-06

「音程も合ってるし、リズムも合ってるのに、なぜか物足りない」そんな時は、発音に注目してみましょう。

例えばサザンオールスターズの「TSUNAMI」↓↓↓

🔗YouTube

冒頭の「あの日のかげ」の「か」が「きゃ」っぽく、次の「ほんとは」の「と」が「ツォ」に近く聴こえます。桑田佳祐さんに限らず、プロの歌い手にはちょっとした発音の“クセ”や“引っかかり”があります。

ただ正しくきれいに歌うだけでは、逆に表現力が乏しく聞こえてしまうこともあります。

発音に少しだけ変化を加えてみる。それだけで、“プロっぽさ”や“こなれ感”がグッと増してくるはずです。

【さらに】音の“見える化”でレベルアップ!

【ボイトレ】短時間で“歌が上手くなった”と実感できる!即効性のあるボーカルテクニック4選-05

今回ご紹介した4つのテクニックは、どれも“意識”がカギになります。でもその意識ができているか、自分で確認するのはなかなか難しいですよね。

そんなときにオススメなのが録音して自分の歌を“見える化”することです。

最近はスマホでも簡単に録音・波形の確認ができるアプリがあります。例えば「GarageBand(ガレージバンド)」などを使えば、自宅でも音を録音して波形をチェックすることが可能です。

✅レモン型の波形ができているか?
✅低音が安定しているか?
✅拍を守れているか?
✅発音にクセがあるか?

こうしたポイントを客観的に見ることができるので、自分の課題や伸びしろがクリアにわかるようになります。

そして、もし「もっと本格的に確認したい」「プロの意見も聞いてみたい」と思ったら、ベリーメリーミュージックスクールの「レコーディングレッスン」をぜひ体験してみてください。

より高品質な機材とソフトを使って、実際に歌って録音し、講師と一緒に聴き返してアドバイスを受けられます。本番さながらの環境で評価をもらえるのも魅力のひとつです。

最後に

「レモン型の波形」「低音の表現力」「リズムキープ」「発音のクセ」どれも特別なスキルは必要なく、今日から意識するだけでグッと変化を実感できるテクニックばかりです。

録音アプリなども活用しながら、自分の声を確認してみるのも良いですし、「もっと深く知りたい」「自分の歌い方を分析したい」という方は、ぜひベリーメリーミュージックスクールのレッスンへお越しください!

あなたの声の“伸びしろ”、もっと引き出せるはずですよ。

この記事を書いた人