先日、当スクールから『日プ女子』正式メンバーの合格者が誕生しました。今回は、これまで当校からデビューした卒業生と、その育成方法(ボイトレなど)について話したいと思います。
はじめに
先日、ベリーメリーミュージックスクール京都校在籍のT・Aさん(2019年6月より在籍)が『日プ女子』公開オーディションにて合格し正式にユニットメンバーに選ばれました。
過去から現在において、ベリーメリーミュージックスクール各校で学びメジャーシーンへと羽ばたいていった方々を一部ご紹介します。
亜咲花
- ベリーメリーミュージックスクール名古屋校出身
- テレビアニメ・映画アニメ「ゆるキャン」の主題歌で有名なアニメシンガー
≫ 関連記事はこちら
佐久間みなみ
- ベリーメリーミュージックスクール名古屋校出身
- フジテレビ[S-PARK]日曜メインキャスターで有名な若手アナウンサー
≫ 関連記事はこちら
これらの皆さんは、2〜3年以上もの長期間、私たちベリーメリーミュージックスクールのレッスンを地道に学んできました。
また、イベントやライブにも積極的に参加し、自らの天性の才能に磨きをかける努力をされた点で共通しています。
在籍中から、その積極性と技術の高さでとても目立つ存在ですでに周囲から注目を浴びていました。
中学・高校・大学と、多感な時期に確実に音楽的才能や歌唱力、作詞作曲の感性を向上させていました。
彼らの才能を開花させたベリーメリーミュージックスクールのレッスン&サポート体制をご紹介します。
才能を見抜く目と育成サポート
ベリーメリーミュージックスクールからメジャーシーンへと羽ばたいた人々は、在籍期間が2〜3年以上あり、腰を据えて本気でスキルアップに取り組んだ方々ばかりです。
もちろん音楽で成功するには、天性の才能の高さが必要ですが、その「天賦の才」は意外にも、本人は若さゆえ明確に気付いてないことが多いです。
ですので、サポートする私たちがその才能を見抜き、本人にうるさいぐらい語って自覚させるように心がけています。
そして、意欲的な「スキルアッププログラム」でその才能を伸ばす覚悟が必要になります。
生徒とスクール、双方ともに「本気の決意と実行」がないとせっかくの才能の芽は開かないままシナびてしまいます。
その意味で、スクールとしての「才能を見抜く目と育成サポートの本気度」が問われます。
宣伝広告として安易に「本気のサポート体制」を語るのは簡単なことです。
ですが、サクラのような後付けのデビュー実績でもなく、私たちベリーメリーミュージックスクールには、過去の実績に裏付けられた明確なサポート育成システムがあります。
それは、各校舎のチーフが全責任を背負ってプログロム化され、講師陣の協力の中で実行されていきます。
弱点を克服できる課題曲の選定
生徒さん本人は、好きな歌をレッスンで歌いたがるのがほとんどです。
しかし、スキルが高くない入会当初に、その好きな曲がスキルアップに役立つかどうかは、生徒さんは判断できません。
そこで、レッスン中に意思疎通しながら、どんな目的のためにどんな曲を課題曲にするかを納得した上で決めます。
課題曲は2〜3曲を同時進行させ1〜2ヶ月でスキルアップ度合いを見ながら、新しい課題曲の入れ替えを新たな目的に照らして行います。
まず発声よりも大事なことから
ボイトレ教室も色々ありますが「意味の薄い発声練習」ばかりをする、安直なボーカルスクールが多いのが現状です。
ベリーメリーミュージックスクールでは、実践的な「腹式呼吸」をマスターするために、姿勢・体勢・大きなブレスと腹部で支えられた体重の乗った息吐きに言葉を乗せて発声する「声の芯」を重視します。
この体勢づくりをせずに、いくら発声練習をしても歌唱上達効果は薄いです。
楽器演奏スタイルでの堅実な育成
例えば、ギター弾き語り歌唱の場合、同じボーカルレベルならば、ギターの演奏と伴奏技術が高いことでボーカルは倍ほど上手に聞こえます。
ギタースキルに比例して歌唱が上達してゆくことは、ピッチ感覚・リズム感覚・ハーモニー感覚の上で理にかなっています。
また、ピアノでもギターでも、中級者以上にはオリジナル曲を作ることをメニュー化しています。
そこに講師のお手伝いやサポートも加味し、良い曲に育てていきます。
その過程で、ヒット曲の分析やコードの引き出しが格段に上がり、「聞く力」も増強され、歌唱・作曲・楽器スキル全てのレベルアップが徐々に日増しに身につきます。
校内LIVEイベントでの実績強化
ベリーメリーミュージックスクールでは、年3〜4回「MIX LIVE」といイベントを各校単位で実施しています。
日頃のレッスンの成果の発表の場ですが、校舎別のイベントとはいっても非常にレベルと意識の高いアーティストが参加するライブイベントです。
出場者の割合は、カラオケ歌唱・弾き語りがほぼ半々で、弾き語り出演者の半数はオリジナル楽曲です。
このMIX LIVEでの注目度やスキルの証明は確実に、アーティストパワーの向上をもたらし、以下の大きなイベントでの実績に直結してゆきます。
検定試験による評価と選定
ベリーメリーミュージックスクールでは、春と秋の年2回実施の検定試験(通称ベリメリ検定/任意受検)が実施されます。
歌唱レベルの点数化がなされ、技術各項目アドバイスやコメント、今後のおすすめ楽曲、技術チャートグラフなどが記載された認定書が渡されます。
この全校統一の技術点数の高得点者を対象に選定会議によって各校舎別に【特待生】【準特待生】【優待生】が決定されます。
該当者にはレッスン特典が与えられます。
また、この検定での一定以上の点数の生徒は、下記の『ベリーメリーオーディション』の参加資格を獲得します。
このベリメリ検定での歌唱レベル点数の推移で、日頃の歌唱力の進捗が確認でき、努力の目安や励みになりますので、毎回6〜7割以上の生徒さんが受検しています。
校内オーディションの実施
ベリーメリーミュージックスクールでは、年1回「ベリーメリーオーディション」を実施しています。
業界関係者やメジャーレーベル、制作会社の方々を審査員やスカウトマンとして招いた大イベントです。
全校生徒のオーディションエントリー者を一次から三次までの歌唱音源映像で審査し、勝ち上がったファイナリスト約16名による決勝ライブ形式のオーディションです。
先述のメジャーシーンで活躍する方々以外にも、当オーディションで受賞後メジャーデビューした生徒さんや、メジャーレーベルと現在育成契約をなしメジャーデビューに向けて活動している在籍生徒さんも多数輩出してきたベリーメリーミュージックスクールの伝統的なイベントです。
最後に
以上、ベリーメリーミュージックスクールの育成サポートプログラムの特色をお伝えしました。
しかし、形式的なイベントの有無ではなく、本来最も大切なのは、日頃のレッスンのクオリティーの高さと、生徒さんの音楽スキル向上にどれだけ本気で関われるかだと実感しております。
ベリーメリーミュージックスクールには、フランチャイズ校は一切ありません。
全て直営校です。日々各校のチーフやスタッフ陣との連携の頻度とレベル、情報共有の深さが生徒さんの育成サポートの上で過去から現在まで大きく実を結んできました。
ベリーメリーミュージックスクールで本気で上手くなりましょう。
この記事を書いた人
ベリーメリーミュージックスクール京都校のチーフです。