曲を練習し始める際の必須ポイント:上達のカギを握るテクニック解説

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ベリーメリーミュージックスクールレッスン名古屋校チーフのアオイが新曲練習の準備についてアドバイスします。正しいキー設定、効果的な息の使い方、音の長さのイメージなど、上達につながる基本を解説します。自分の歌唱力を最大限に引き出すためのヒントを見つけましょう。

はじめに

ベリーメリーミュージックスクールレッスン生の皆様お疲れ様です!
名古屋校チーフのアオイです。

これから新たな曲の練習を始めようとした時、皆さんはどのような事を考え準備を行うでしょうか?

取り敢えず何回も何十回も歌ってみる!!

もちろんそれも称賛すべき努力ではあります。

ただレッスンで皆さんと触れ合わせていただいている中で、もっと考えてから、
もっと明確な意味を持ってその曲を練習すればもっともっと上達するのになと感じることが多いです。

今回は課題曲として選んだ曲にどの様に取り組み始めれば良いか!
あくまでもその入り口と基本的なこととなりますが書かせていただきます。

地声のトップによるキー設定

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そもそも自身の地声がどの音まで出せるかを把握されていない方も多いです。

そして「一般的な平均」より高くありたい!高いと信じたい!という心持ちの方も多く(気持ちはすっごく解りますよ!!)、
原キーから下げたくないという方も多いです。

ただ問題は自身の最高音と曲中に出てくる最高音にあまりに差がある場合、これは果たして練習曲となりえるのでしょうか?
声が裏返ったり、妙に力む癖を付けてしまうだけになってしまうかもしれません。

自身の最高音がドであればドが曲中の最高音になるようにキー設定を行うべきだと思います。

ドが最高音のキーだと物足りなく感じるようになってきたなぁと思えればそれは成長ですし、キツいなと思う日は調子が悪いんだ、フォームが崩れているんだ、と経験となります。成長と経験が明確に分かりやすく感じられます。

また曲中の最高音を先にクリアしておいた!という自信を持った上で曲の練習を行えます。

実際、僕の生徒さんにはこの方法をお勧めしていますがこれにより「出ない」ではなく「出るはずなのに」の意識を持って曲に、歌唱に取り組んで下さいます。

何気なしに曲キーが低いな、いややっぱり高いなとブレてしまうのではなく地声の最高音の確認、安定、そして少しの音域アップを目指すキー設定を心がけて下さい。

息について考える〜その1

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次に発声の源、息についても準備を行っていただきたいです。

上記最高音の確認の時には出せたはずのドの音が曲中ではやたらと辛く感じたり、出せないと感じる方が生徒さんにも多いです。

ドを単発で発声した時と何が違うか?

それは息の量であることが多いです。
吸う量の大きさではなく、体に残せている息の量のことです。

声の強さは腹圧の強さ、腹圧の強さは息の残量が大きく関わっていると思って頂いて良いと思います。

発声練習時など単発でドを発声した時は吸気の後すぐに声を出しているのでほぼ100の残量で発声できていると思います。
ですが曲中ですと吸気の後3つ4つ音符を経た後に最高音が来ることがザラにあります。

3つ4つのこれが馬鹿にならず、最高音に向けての発声のエネルギーを簡単に削ってくれます。

最高音のすぐ直前でブレスが出来るなら最高ですが、そうでない場合その3つ4つで無下に息を吐きながら歌ってしまわない工夫が必要です。

出来るだけ単発練習の時の息の留め具合を、曲中で再現できるかが最高音への良いアプローチになると知っていただきたいです。

息について考える〜その2

こちらの息について、は単純に吸気についてです。

ブレスの回数に着目する事がテーマです。

何も指導させて頂いていない生徒さんに多いのは、素潜りの様な息の使い方です。
目一杯に吸って息が無くなるまでメロディを繋げて歌う、と言った感じでしょうか。

僕自身プロの歌手がアマチュアと1番違う部分はこれなのではないかと思っている部分です!
音符の間に短い吸気を入れられる隙探しと、ブレスのリズム感です。

日本語歌詞の文節に捉われず、
v私は最強ー、では無く、v私は最v強ー、の方が強ーに力が乗りやすそうに理解して頂けると思います。

もちろん曲調やフレーズによってはブツ切れ感は出したくない場合もあるとは思いますがそこは臨機応変で!
でも理想の力が込められない発声だと、繋がりだけが良くても本末転倒ですよね。

短いブレスを少しの隙にねじ込める事で発声の安定が高まる事と思いますので、これまた選んだ曲中の最高音が出てくるフレーズ、または歌詞1行などで先に慣れておくと良いと思います。

音の長さをイメージしておく

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上記しました様に、音を繋げすぎて歌ってしまう方が多く思います。

決してダメではないですが、明るい曲や勢いのある曲では妙に重たくキレの無いフレージングに聞こえます。

確かにバラードではキレなどは要らない気がしますが、
さよなら〜〜、と伸ばすより、さよなら、と切った方が切なく感じる事もあります。

それら長い短いが織りなしてこそストーリー性のある歌唱になるのではないかと思います。

先ずは歌詞に目を通しながら、各セクションや各フレーズで、更には各言葉で音の繋げ具合と切り具合を先にイメージしておくと良いと思います。

最後に

と言う事で、あくまでも新しい曲に取り掛かる上でのほんの入口のコツでしたが、思い通りに歌を表現する為の土台でもあると思います。

上記しました各事項は実は絡み合っていまして、安定した発声の為には息が必要→息を安定させるには吸気の隙が必要→隙を見つける為に音の長短が必要、と言った感じです。

是非皆さんのポテンシャルを余すところ無く発揮する為に試してみて下さい。
この後にはどの様な事に取り組んで行くかはまた次回に書かせて頂きますね!

理解はしたけど自分では正しいか?変じゃないか?分からないと言う方はベリーメリーミュージックスクールの講師陣に投げかけてみて下さい!!

お待ちしていますね!

この記事を書いた人