【ボイトレ】表現方法「デスボイス(デスボ)」の習得法|歌真似・観察力で身につける特殊発声テクニック

【ボイトレ】表現方法「デスボイス(デスボ)」の習得法|歌真似・観察力で身につける特殊発声テクニック-01

今回は少しマニアックなテーマとして、「デスボイス(デスボ)」についてお話しします。

ボイトレというと、高音発声、音程改善、声量アップ、リズム感向上など、いわゆる基礎的なボイストレーニングをイメージされる方が多いかもしれません。もちろんそれらは歌が上達するうえでとても重要です。

ただ、歌の魅力は基礎力だけではありません

楽曲の世界観を伝えるための表現力、感情の乗せ方、声色の使い分けなど、歌唱にはさまざまな要素があります。その中で、強いインパクトや迫力を生み出すテクニックのひとつがデスボイスです。

普段のレッスンで全員が必ず取り組む内容ではありませんし、誰にでも必要な技術というわけでもありません。しかし、ロック・ラウド系の楽曲を歌いたい方や、表現の幅を広げたい方にとっては、知っておいて損のない歌唱テクニックです。

好きな歌手の歌声を真似ること、特徴を観察すること、耳で覚えて身体で再現すること。こうした積み重ねが、通常のボイトレにもつながっていきます。

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人は「真似る」ことで成長していく

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オウムやインコが人の言葉を真似して話す姿を見て驚いたことがある方も多いと思います。

オウムには人間のような声帯はなく、「鳴管(めいかん)」と呼ばれる器官を使って音を作ると言われています。それでも、驚くほど器用に人の声を再現します。

そう考えると、人間が人間の声を真似することは、むしろ自然な能力なのかもしれません。

私たちも幼い頃から、家族の話し方、笑い方、口調、動作などを真似しながら成長しています。

歌においても同じで、好きなアーティストの曲を何度も聴き、口ずさみ、少しずつ感覚を吸収していく方はとても多いです。

最初はただ楽しく歌っていただけでも、いつの間にか語尾の処理やリズム感、声のニュアンスが近づいていくことがあります。

これは上達のきっかけとして非常に自然な流れです。

モノマネが上手い人は観察力が高い

歌マネが上手い人を見ると、「センスがある」と感じることがあります。

もちろん感覚的な才能もあるかもしれませんが、実際には観察力の高さが大きく関係しています。

例えば…

📝 この人は少し鼻にかけて歌っているのか
📝 語尾で息を抜いているのか
📝 巻き舌気味なのか
📝 母音を丁寧に開いているのか
📝 少しダミ声を混ぜているのか

こういった細かな特徴を聴き取り、真似しようとしているからこそ似て聞こえるのです。

以前、モノマネを得意とするシンガーの方に話を聞いたことがありますが、片耳でお手本の音源を聴きながら、自分の声も確認し、何度も微調整を繰り返して寄せていくそうです。

一見さらっとやっているように見えて、かなり繊細で根気のいる作業です。

この力はそのままボイトレにも活きます。

自分の声を客観的に聴ける人ほど、修正点に気づきやすく、上達も早くなりやすいです。

“○○系”と言われる歌声が生まれる理由

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音楽の世界では時々、「この人、○○系だね」といった表現を耳にすることがあります。

これは単純に似せているというより、幼い頃から好きで聴き込み、歌い込み、そのアーティストのニュアンスが自然と自分の中に入っているケースも多いです。

たとえばMr.Children(ミスチル)の楽曲をたくさん歌ってきた方であれば、桜井和寿さん特有の語尾の処理や抑揚、声の抜き方に影響を受けていることもあるでしょう。

そこに本人の声質や個性が混ざることで、“○○系”と呼ばれる新しい魅力になっていくわけです。

つまり、真似ることは個性を失うことではなく、個性を育てる入口でもあります。

【本題】デスボイス(デスボ)とは?

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デスボイス(デスボ)とは、ざらついた質感や唸るような迫力を持つ特殊発声の総称として使われることが多い言葉です。

ロック、メタル、ラウド系だけでなく、近年ではJ-POPやアニソンの中でもアクセントとして使われることがあります。

🎤 低音で唸るタイプ
🎤 高音で鋭く響かせるタイプ
🎤 短く差し込むシャウト系

…など、実際にはさまざまな種類があります。

最近ではanoさんやYOASOBIの幾田りらさんが楽曲の中でこうした表現を取り入れている場面もあり↓↓↓

以前より身近な歌唱法になってきました。

デスボ習得の入口はモノマネ感覚でもいい

デスボイスを最初から理論だけで覚えようとすると、少し難しく感じることがあります。

そんな時に役立つのが、モノマネ的なアプローチです。

たとえば…

🎤 怒った犬が「う゛〜」と唸る声
🎤 怪物キャラクターの声
🎤 好きなアーティストが入れる一瞬のシャウト

そういった音を安全に真似してみることで、普段使わない響きや息の流れを感じ取りやすくなります。

もちろん、力任せに喉を締めるのはNGです。無理なく、少しずつ感覚を探ることが大切です。

余談になりますが、オウムがデスボを真似して歌う映像もあります↓↓↓

こうした例を見ると、音をよく聴き、特徴をつかみ、真似しようとする力が発声習得にもつながることを感じられるかもしれません。

デスボ練習は通常のボイトレにもつながる

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デスボイスの練習は、特殊な声を出すためだけのものではありません。

挑戦する中で…

✅ 息のスピードコントロール
✅ 喉周りの脱力
✅ 響きの切り替え
✅ 声色の変化
✅ 表現の幅など

こうした能力も磨かれていきます。

普段の歌で力んでしまう方が、特殊発声をきっかけに“力まない強さ”を理解することもあります。

そのため、デスボ習得への挑戦が、結果として通常の歌唱レベルアップにつながるケースもあります。

レッスンでデスボイスは学べる?

ベリーメリーミュージックスクールでは、全員にデスボイスを必須でレッスンしているわけではありません。

あくまで基本の発声や歌いやすい身体の使い方を整えることがベースにあります。

そのうえで…

🎤 ロック系の曲を歌いたい
🎤 シャウト表現を入れたい
🎤 デスボイスに興味がある
🎤 好きなアーティストの歌い方に近づきたいなど

そういったご希望がある場合には、必要に応じてご相談しながら取り入れていくことも可能です。

まとめ|デスボは歌の可能性を広げる技術

デスボイスは万人に必須の技術ではありません。

ですが、歌の表現方法のひとつとして知っておくことで、音楽の楽しみ方や歌い方の幅は確実に広がります。

そして、モノマネや観察力を通して学ぶ過程では、耳が育ち、自分の声への理解も深まります。

「好きなアーティストみたいに歌いたい」
「こんな迫力ある声も出してみたい」

その気持ちは、上達の大きな入口です。

ベリーメリーミュージックスクールでは、基礎的なボイトレはもちろん、一人ひとりのやってみたい表現にも寄り添いながらレッスンを行っています。少しマニアックなテーマでも、ぜひお気軽にご相談ください。

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