日本の四季に学ぶ曲のグラデーション

こんにちは!
横浜校チーフの本田です。

いつの間にか夜が寒くなって来ましたね。
移り行く四季には、グラデーションがあるから
次の季節は感覚的に不意に訪れます。

そろそろ毛布かな~
そろそろ炬燵(こたつ)出そうかな~
そろそろダウンジャケット着ようかなぁ~

と思いつつ冬へと準備

近所のスーパーは焼き芋を売り始めました(笑)
独特で飽きさせない日本の特色です。

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そろそろマスクも飽きてきましたよね?^-^;
年間通して同じ感じは心に身体に負担があります。

もちろんそんな甘いこと言ってる場合ではない現状
ワクチンが完成してコロナがインフルエンザ的なポジションになるまで
一丸となって死守すべき事なのは必至

もう少しファイトです!

そう!
四季のグラデーションは
心に身体に優しいのです。
飽きさせないってありがたい(^.^)

歌も同じような気がしませんか?

Aメロがあり
Bメロで変化し
サビで広がる
間奏で一呼吸し
ラストのサビで盛り上る

歌詞にも起承転結が推移し
1曲がひとつのドラマとして完結する。

心の旅です。

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そうなると聴き手にも同じ感覚が伝わります。

心の旅に誘うのは歌い手

声の始まりや終わりを
様々なニュアンスで奏で

息の混ぜ具合を変えて
声のトーンを固くしたり柔らかくしたり

様々なシーンで様々な様相を醸し出すことで

「次はどうなるの?」
「次はどこに連れていってくれるの?」

と聴き手の心を鷲掴みにすることになります。

様々な世界観を表現しながら
聴き手の欲しがるものを提示すこともあれば
期待を裏切って不安にさせてから
メインストリートに引っ張りあげることも

指揮者は歌い手です。

特にグラデーションを発揮するのは
サビ前だと思います。

サビ前の2小節ほどは
曲の世界観をコントロールするチャンス!

徐々に盛り上がったり…
思いっきり暗くなってから
サビで明るく展開したり…
少し止まったり

サビに向けて
曖昧な景色から一気に夏や冬に!

楽曲の持っている構成(原作)を
脚本家として自分色に染めて歌い上げる醍醐味

どうせ歌うなら!
日頃鍛えたボーカル力で
自分色に染めた歌にしてみるのはいかがですか?

基礎もかな~り大事ですが
表現を意識して唄う事も間違いなく楽しいのです。

キャンパーが手に入れたダッチオーブンを使いたくてウズウズする様に
身につけた基礎も流行りのテクニックも使いたくなるのが人情

最初は物真似チックでも大丈夫!
キャンプ上級者も初めは間違いなく初心者ですから(笑)

この季節の変わり目に
グラデーションが分かる歌を唄ってみては如何ですか?

僕からの提案です。

四季の変化も毎年違います。
雨が多かったり猛暑が酷かったり

だから音楽ってずっと愛されているんだと思いませんか?

ブースの中で担当講師を
是非とも心の旅に連れていってあげてください(^.^)

ツアーコンダクターはあなたです!

次の季節(シーン)が待ち遠しい歌を
唄ってみてはいかがですか(^.^)

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