
緊張と緊張感を持つことは別物です。
緊張は色んな要因で生まれます。
不慣れ、準備不足、性格、などなど。
ステージに立つための内的条件として、演者それぞれに抱えている課題や心の成長が不十分だと、強い心でステージに臨むことなどできません。
そうなると本来の実力を発揮できず、納得のいかないものになってしまいます。
「本番に強い心」
を持つことで、より楽しく演奏できて、より楽しんでもらえるステージに近づいていきます。
今回は、
・大舞台で成果を出すアスリートのメンタル
・自信をつける考え方や手段
・強いハートの育て方
・自分が楽しく自由になれる空間づくり
について考えながら、皆さんのハートを鍛えるお手伝いが出来ればと思っています。
結果を出すスポーツマンの心得

結果を出せているスポーツ選手は、常に平常心で臨む努力をしています。
いつも通りの空間で、いつも通りのメンタルがあれば、練習で出している結果を本番でも出すことができるのは容易に想像できます。
実力を発揮できる平常心は、以下のように手に入れていきます。
1. 「いつもどおり」の心持ちを作る
気合いや根性も勿論大切ですが、「いつもどおり」の心持ちになる事が結果を出す近道です。
客観的に自分の現状や感情を判断しつつ、焦らず等身大の自分である事を追求します。
いつもどおりがハートの強さに繋がります。
2. イメージ・トレーニングでプレッシャーを味方にする
イメージ・トレーニングをする事で、トラブルの回避想定や、良い結果が出るイメージを持って挑みます。
プレッシャーを味方にする努力をします。
想定内である事が動揺を取り除き、結果ハートの強さに繋がります。
3. 身体に動作をすり込む
沢山の練習メニューから確実で決まった動作を身体にすり込み、いつ何時でも同じ感覚で動作を行えることで集中力を高めます。
無意識レベルで身体が動くことがミスを防ぐので、
結果ハートの強さに繋がります。
4. ライブ後の振り返りを習慣にする
ライブ後の映像や録音音源を必ず確認して、次に活かす癖をつけることで、反省からの学びや気付きになります。
逆に良い部分も認識できるので、次のステージではその良い部分を膨らます方向に意識が向きます。
結果ハートの強さに繋がります。
根拠のある自信と根拠のない自信

練習は裏切りません。
身体で覚える日々のトレーニングは、間違いなく自信につながります。
また、
「自分には何か特別な才能があるのではないか?」
という、なんとなくの自信を持っているのも大切です。
なんの根拠もないですが、単に思い込みレベルでも自信に繋がったりするものです。
割合はそれぞれだと思いますが、
天才は1日にして成らず!
日々の努力や思考は、間違いなくハートの強さに繋がります。
経験(時間の経過)、事前準備によるハートの育成

僕はライブの前の日に、必ずステージの流れを追いながらイメージ・トレーニングをします。
・この曲のこの部分でこんな動きをしよう。
・この曲のコーラスの歌詞はこうだな。
・ここでギターを持ち替えて…。
・ここでは大まかにこんな話をしよう。
・この曲は楽しい曲だから会場全体を笑顔で見渡しながら歌おう。
などなど。
時間軸に沿って思い巡らせることで、ステージ全体を支配した感覚にもなり、また、既にステージを1周した経験となります。
そうすると本番は、
「ステージ2回目」
の余裕で迎えることができます。
トラブルは別として、2回目のステージなら色々想定内。
そう考えると、緊張もかなり減らせるのでは?と思います。
是非やってみて欲しいです。
緊張を楽しめる環境(地場)作り

気の合う仲間たちと一緒に会える時や、大好きな場所にいる時。
皆さんはきっと何のストレスもなく、心が軽やかなのではないでしょうか?
歌う時も、ステージでも同じ様に、そんな場所にしたり、そんな環境にする事でリラックス出来ると思います。
歌や演奏を聴いてくれる方に対する感謝。
ステージを観てくれている皆さんは、好意的に観てくれる仲間。
自分はいつも通り話し、歌う。
こんな気持ちになれる工夫ができたら良いですね。
僕は普段の生活では、ステージに上がった状態と同じ気持ちで話したりして人と関わっています。
初めて会う方には笑顔で接して仲良くなり、馴染みの方には常にサプライズを念頭に会話を進めたりします。
ON/OFFってとても大切なので、シリアスな部分も悪気なく意図的に表現したりもしています。
メリハリあるステージは人の心を飽きさせないものです。
普段の人との関わりにも刺激を提供する事でサプライズがあり、心の動き、起伏が生まれます。
これが出来るようになるには、ある程度のトレーニングが必要にはなりますが、
日頃の生活がステージと同じであれば、その延長上に人前で歌うことがある。
そうすれば過度な緊張は防げるのではないか?
と確信しています。
まとめ
人前で歌ったり演奏したりする時に、緊張せず、いつも通りに少しでも近づくためのアレコレを書いてみました。
誰にでも直ぐに出来るものではありません。
プロのミュージシャンも同じ人間。
スポーツ選手も同じ人間。
同じ様に緊張するものです。
心や身体のトレーニングを積み上げることで、日々戦い、少しずつイメージ通りの結果に近づこうとしています。
人前で沢山歌って、その経験を無駄にしない努力を積み上げていってくださいね。
大黒摩季さんの「ら・ら・ら」という歌の歌詞に、
「何かやらなきゃ誰にも〜会えない〜♬」
というフレーズがあります。
何かやることで前向きに人に会える自分になれる。
良い歌詞です。
無駄に**「緊張」せず、「緊張感」**のあるステージを繰り広げていってください♬
八王子校、横浜校チーフ
本田’POM’孝信







































