舐めた態度で録音してみよう!

Posted on

ベリメリレッスン生の皆様おはようございます!
名古屋校チーフのアオイです。

随分と寒さが増してきましたね。
体調や喉の調子も崩しやすい時期だと思いますので、皆様ご自愛くださいね!

let's_record_with_a_licked_attitude!

ベリメリでは今、年に2回の検定真っ只中でございます!
日頃の練習の成果をレコーディングという形で発表していただく機会です。

今回の検定から新たな検定コースが始まりまして、
検定本番までにレッスン内でレコーディング練習を行うことが出来るというコースです。
名古屋校ではその特典を、題するなら「舐めた態度で録音してみよう!」
と言う内容で活用させて頂いております!

どういう事かと言いますと、
生徒の皆さんはレコーディングなんて慣れていないよって方が殆どです。

過去の検定でも発声やフレージングは練習通り発揮出来ているのに、
機材への慣れや、自身の声の聞こえ方の違い、
妙にかしこまってしまうフォームで「普段」を出せない方を多く見てきました。

凄く気持ちはわかります…。
微動だにしない重々しさで座してそびえるあのコンデンサーマイク!!!
現実を叩きつけてくるかのようなヘッドフォンの圧迫!!
折角練習してきた事も吹っ飛びそうですよね。

で、知らず知らずのうちに「あまり動かないで歌った方が良いのかな」とか
「余計な雑音を鳴らしてしまったらどうしよう」とか普段考えなくて良い心配が増えてしまいます。

と言うわけで、特典のレコーディングレッスンでは
やっちゃダメかなと思っていた事全部やってみな!の内容にしています。

これが皆さんホント千差万別で、
例えばマイクからの立ち位置を近づけたり遠ざかったり、
ヘッドフォンをしっかり装着したり片耳外したり、声の返しを極端に上げたり絞ったり。
ステージの様に手で抑揚を現しながら歌ってみたり、ステップを踏みながら歌ってみたり。

もう自由にレコーディングを舐めてもらってます。
勿論そのどれもを録音し聴いてもらい身をもって許容範囲の理解も、
そして一番シックリくる方法も探してもらえます。

変わり種ですと、マイクスタンド を立てて(録音用のマイクのスタンドとは別に)
それを握りながら歌えた方が調子が良いとか、
ブースのライトを消して暗闇で歌ってみても良いですかって要望も。

勿論何でもどうぞ試してみてください!って感じです。
大事なのはその結果なのですが、皆さん良くなるんですよ!これがっ!

歌唱技術が大事なのは勿論ですが立ち向かうための心持ちって
本当に大事なんだなと僕も改めて勉強になりました。

 

ある有名アーティストさんがエンジニアブースと録音ブースを繋ぐ、
扉と扉2枚の間のほんの数10センチの空間が音も調子も良いと言うことで
そこでrecしているというのを見たことがあります。

恐らく何億円もかかっているスタジオなのに、
言わばその廊下?継ぎ目?みたいな所ですよ…。

電車で言うと連結部分のあのグニャグニャ動くところみたいなもんです。
まぁ、たま〜にあのグニャグニャの上に乗らなきゃいけない時ちょっとテンション上がりますが。

そのくらいレコーディングでの決まりというのは
ある様でなくて自由なもんなんだと思います。

今回の検定の本番までに、または次回の機会でも結構ですので
是非興味のある方はこの特典試してみて下さい!

この記事を書いた人